よかたいジャーナル

今日じゃない昨日か、の仕事中、天神でちょっと時間が空いたので、まだ行っていなかった天神のＶＩＯＲＯに行ってきました。
まず全館禁煙（一部飲食店を除く）ということで、個人的にナイスです。
中に入ると、私の知らないブランドがいろいろ入っているわけですが、まほとんど女性向けで男はお呼びでなさそうです（ユナイテッドアローズなど入れるところいくつかはありますが）。
しかしこれはと思ったのが、６ＦのＢＡＬＳ　ＴＯＫＹＯ。インテリア・雑貨の店なのですが、全体的に垢抜けています。品揃えもいい。店員さんも品がよく、接客を心得た人であることが一目でわかる感じです。私的には例えばイタリア物のステーショナリーなどがいくつあって、いいな、と思いました。別に必要性はないのですが、洒落ているから欲しくなるわけです。時節柄、誰かにプレゼントしたら喜ぶだろうなとか思ってしまうわけです。年甲斐もなく、ウインドーショッピングするのが楽しいわけです。
よくニーズにこたえないといけないとか云いますが、私はもうその程度じゃ駄目だと思うんですね。ニーズ以上の、今まで考えもしなかったけど、こんなのあったなんて！　みたいな感動を客に与えられるかどうかで明暗が分かれる。ニーズが答えだとか思っていると、もう田舎丸出しといった感じで、結局価格競争になってしまう。これが量の世界の限界です。しかしＢＡＬＳ　ＴＯＫＹＯのようにセンスで勝負すると、質の世界に入る。そこは良いものを高く売ることの出来る世界です。それが証拠に、ＢＡＬＳ　ＴＯＫＹＯではどこに書いてあるかにわかには分からないくらい値段表示が小さいわけです。本来、商売でも何でもそこを目指すべきなんだよな～と思った昼下がりでした。
ここにはカフェもあるので、今度サボりに行ってみようかな？　あ、そうだ、ここであのコのクリスマスプレゼント買っちゃおう